橋本倫史『ドライブイン探訪』(筑摩書房)
2019年1月28日取次搬入予定
1700円+税 四六判 並製 320頁
掲載・出演情報一覧
紙媒体
『日本経済新聞』(2019年2月7日夕刊)
速水健朗・評『ドライブイン探訪』
『朝日新聞』(2019年2月12日朝刊)
著者インタビュー「著者に会いたい」欄
文・写真=滝沢文那「人事を尽くした取材で残すもの」
https://book.asahi.com/article/12134610
『週刊金曜日』(2019年2月22日号)
武田砂鉄・評「ドライブインの変遷 丁寧に象る戦後史」
『週刊プレイボーイ』(2019年3月4日号)
著者インタビュー「本人襲撃」欄
「消えゆく全国津々浦々のドライブインを取材。人々の営みから見えてきた戦後昭和のあゆみとは」
https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2019/03/05/108329/
『週刊現代』(2019年3月16日号)
稲泉連・評「モータリゼーションの原風景を戦後史に連ねて見事に描き出す」
『本の雑誌』(2019年4月号)
「新刊めったくたガイド」欄
仲野徹・評「なんともええかんじの『ドライブイン探訪』」
『琉球新報』(2019年3月17日朝刊)
澤宮優・評「地域に根を下ろす個性」
(共同通信による配信)
『OCEAN』(2019年5月号)
「活字中毒者の読書日記」欄
川田洋平「仕事に影響を与える、編集者を刺激する3冊」
『毎日新聞』(2019年3月26日朝刊)
魚・評『ドライブイン探訪』
『産経新聞』(2019年3月31日朝刊)
著者インタビュー「【聞きたい。】」欄
取材・文・写真=藤井克郎「行間に浮かぶ庶民の戦後史」
https://www.sankei.com/life/news/190331/lif1903310027-n1.html
『週刊朝日』(2019年4月5日号)
朝山実・評『ドライブイン探訪』
『CREA』(2019年5月号)
特集「食べて、遊んで、のんびりして 久しぶりに、沖縄。」
宇田智子・選「沖縄で読むならこんな本を」
『週刊文春』(2019年4月11日号)
伊藤たかみ・評「それぞれの人生から染み出した店の個性」
https://bunshun.jp/articles/-/11374
『週刊エコノミスト』(2019年4月23日号)
ブレイディみかこ・評「あるものをあるがままに 記録こそ抵抗たりうる」
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190423/se1/00m/020/012000c
『婦人公論』(2019年4月23日号)
渡邊十絲子・評「「出たとこ勝負」の経営者たち」
https://fujinkoron.jp/articles/-/152
『サンデー毎日』(2019年4月28日号)
木村衣有子・評「立ち寄る人と迎える人のほのかな体温を描き出す」
https://mainichi.jp/articles/20190416/org/00m/040/004000d
JALグループ機内誌『SKYWARD』(2019年5月号)
笈入建志・評「道路沿いの人生譚」
『AERA』(2019年5月13日号)
苅部直・評「なぜか懐かしい回想談のなかの風景」
『文藝春秋』(2019年6月号)
「著者は語る」欄に著者インタビュー掲載
『読売新聞』(2019年5月12日付朝刊)
鈴木洋仁・評「共有する土着の物語」
WEB媒体
取材・文・写真=神保勇揮
「誰も記さない日本人の姿を、たった一人で記録し続けること。『月刊ドライブイン』ができるまで」
https://finders.me/articles.php?id=839
取材・文=朴順梨
「昭和の空気漂う全国の「ドライブイン」! そこで見た人々の生活とは?」
https://ddnavi.com/review/533082/a/
番組出演
dTVチャンネル「News X」(2019年2月5日)
キャスター・宇野常寛 「ドライブインと戦後日本」
J-WAVE「RADIO DONUTS」(2019年3月16日)
TOKYO GAS LIFE IS A GIFT「ドライブイン」
TBSラジオ「アフター6ジャンクション」(2019年3月27日)
ドライブインの魅力について
https://www.tbsradio.jp/355731
TBS「マツコの知らない世界」(2019年4月23日)
マツコの知らないドライブインの世界
bayfm「MOTIVE!!」(2019年5月3日)
昭和を感じて楽しむドライブイン探訪
書籍概要
2017年に創刊したリトルプレス『月刊ドライブイン』。1号につき2軒のお店を取材する形でvol.12まで刊行し、北海道から沖縄まで、全国各地に残るドライブインを取材しました。ご好評を賜り、バックナンバーは品切れとなっておりましたが、このたび筑摩書房より『ドライブイン探訪』として単行本化されることになりました。
平成も終わりを迎えつつある今、「ドライブイン」といっても通じない方もいるかもしれません。高速道路にあるサービスエリアやパーキングエリアでもなく、近年注目を集めつつある道の駅でもなく、ドライブイン。ロードサイドを走ると、現在では廃墟になってしまったお店も含めて、数多くのドライブインを見かけます。どうして日本全国に「ドライブイン」と看板を掲げるお店が誕生し、どうして現在ではその数が減りつつあるのか。その歴史を紐解けば、日本の戦後の姿のようなものに触れることができるのではないかと思って取材を始めたのが、2011年のこと。それから8年の歳月が経ち、ようやく1冊の本にまとめることができました。
現在も営業を続けるドライブインの多くは、ご家族で経営されています。つまり、ドライブインの歴史を紐解くということは、ご家族の歴史を紐解くということでもあります。時代の移り変わりに翻弄されながらも、何十年とお店を営んでこられた店主たちをめぐるルポルタージュです。
目次
まえがき
プロローグ
Ⅰ ハイウェイ時代
千日道路の今 奈良・山添ドライブイン
Ⅱ アメリカの輝き
一九六六年のピザハウス かつて都心にドライブインがあった
グッド・オールディーズ 平塚・ペッパーズドライブイン
オレンジ色の輝き エイアンドダブリュ株式会社
Ⅲ 花盛りの思い出
観光バスはどこまでも 能登・ロードパーク女の浦
レトロなオートレストラン 群馬・ドライブイン七輿
トラック野郎のオアシス 福島・二本松バイパスドライブイン
Ⅳ 移りゆく時代に
一本列島の夢 児島・ラ・レインボー
Ⅴ 店を続けること
霧に包まれた道 津山・ドライブインつぼい
雪に覆われた道 南魚沼・石打ドライブイン
海辺 岩手・レストハウスうしお
川辺 小山・ドライブイン扶桑
エピローグ
あとがき
参考文献
著者
橋本倫史(はしもと・ともふみ)
1982年生まれ、広島県東広島市出身。ライター。構成を担当した書籍に坪内祐三+福田和也『羊頭狗肉 のんだくれ時評65選』(扶桑社)、谷川俊太郎+箭内道彦+宮藤官九郎『ボクらの時代 自由になる技術 80歳詩人の言葉を聞く』(扶桑社)、宇野常寛+濱野智史『希望論―2010年代の文化と社会』 (NHKブックス)、向井秀徳『厚岸のおかず』(イースト・プレス)などがある。2007年、リトルマガジン『HB』を創刊。その後もいくつかのリトルプレスを手がけ、2017年春に『月刊ドライブイン』を創刊。
取材依頼
『ドライブイン探訪』に関する取材・イベント出演など、都合のつく限りお受けいたします。また、ドライブインをテーマとした記事の企画も、ご協力できることがあるかと思います。ご依頼につきましては、私、橋本のメールアドレスhstm1982@gmail.comまでご連絡くださいませ。過去の取材記事や出演情報は以下の通りです。
出版記念トークイベント
『ドライブイン探訪』の刊行を記念したトークイベント、現在のところ3件が決まっています。
イベントのご依頼、都合のつく限りお受けできればと思っております。