7月13日

 朝、パソコンにFinalCutという動画編集ソフトの体験版をインストール。このソフトを使って、ボエーズのライブ映像を編集する。ライブがあったのは、もう2年前の春だ。でも、動画編集ソフトの体験版の期限がとっくに切れていたのと、作業にとりかかるために腰を上げられなかったのと、ほったらかしたままになっていた。先日、沖縄から帰ってきた直後にムトーさんを誘って飲んだとき、遅れてやってきてくれたセトさんから「あの映像をそろそろ」とそろりと切り出され、いや、そうですねとゴニョゴニョ答え、「あれだったら、僕も手伝うから」と何度か言われたところで、その話をするなら帰りますと理不尽に帰ってしまったのだった。4台のカメラで撮影していたので、それをどうすれば同期できるのか、どうやって編集できるのかを調べながら編集して、昼過ぎに作業を終える。すぐにボエーズのグループLINEに送るも、待たせ過ぎてしまったせいかさほど反応もなく、少し落ち込んだ。

 午後、『じゃりン子チエ』を読む方法を探す。『じゃりン子チエ』全67巻のセット、アマゾンだと2万円強で出品されている。金額以上に、全67巻を置くスペースもないけれど、電子書籍版であれば全巻セットで1万7千円だ。これを購入して、1巻から読み始める。18時、そろそろみたままつりに出かけようかと思ったところで雨が降り始める。九段下に出かけるのはやめにして、谷中ぎんざに出て、「越後屋本店」でビールを飲んだ。みたままつりには行けなかったけれど、せめてソースを味わいたいということで、「小奈や」へ。ボトルを注文して飲んでいたのだが、4割くらい残ってしまった。このお店はサキ先輩に連れてきてもらって知ったお店なので、なんとなく、ボトルに「古書信天翁」と書く。この店はそんなに頻繁にくるわけではないので、飲み切れなかったボトルはいつもそう書いている。そんなことされても、サキ先輩だって嬉しくないだろうとわかっているのだけれど、頻繁にくるわけでもない店に自分の名前でキープするのはしっくりこなくて、いつもそうしてしまう。これまでは奥のテーブル席だったけれど、今日はカウンターで飲んでいたこともあり、帰り際に店主の方から「あれっ、山ちゃんの知り合いですか?」と見つかってしまう。