7月13日

 5時半に目を覚まし、メルカリで「日記」を注文。ごはんを炊き、たまごかけごはんを食す。コーヒーを淹れて、『AMKR手帖』の原稿を完成させ、メールで送信。昼はサッポロ一番塩らーめん(野菜炒めのせ)。午後、昨日のテープ起こしをプリントアウトして、RK新報の原稿を考え始める。『cw』、『AMKR手帖』、そしてRK新報と立て続けに書いていると、流れ作業のように家族の歴史を切り貼りしてしまっているような感覚に陥り、ペンが止まる。今日は休肝日のつもりで、ビールを冷やしていなかったけれど、「仕事でストレスがぶち溜まったけ、ビール飲むけど」と知人が困り顔で言うので、今日はぼくも飲むことにする。20時までRK新報の原稿を考えたあと、知人の作る「パクそば」(高田馬場に住んでいたころ、近所の酒場でよく食べていた、パクチー入りの塩焼きそば)をツマミに、Amazonプライムで『ケイゾク』を観た。純粋さがある。誰かを信じている。その信じかたに屈折はなく、今の感覚からするとチープに感じるほどだ。健気にすら感じる。これは『ケイゾク』がつまらなかったと言いたいわけでは全然なくて、この20年の間に何が変わってしまったのだろうかと考えている。