8月2日

 8時過ぎに目を覚まし、チャンネルを『サンデーモーニング』に合わせ、日記を書く。あっという間に『サンデージャポン』が始まっている。男女のYouTuberコンビが出演しており、「ふたりは付き合ってるんじゃないのか?」というイジリをされている。いやいや、全然違いますよとふたりは否定する。続けて女性が、ひとりで番組に呼ばれたときは男性が優しくしてくれる、だからコンビで揃って出演しないほうが私、モテるんですと言う。そこまで語り終えたところで、大きく手を叩きながら笑ってみせる。YouTubeしぐさだなと思う。テレビのバラエティ番組であれば、エピソードトークを披露してオチまでたどり着けば、その話がウケようがウケまいが他の出演者が処理してくれる。面白ければ他の出演者が笑う姿が(あるいはスタッフの笑い声が)、つまらなければ他の出演者がツッコミを入れてくれる。でも、YouTubeだと、自分で話し始めて自分で「ここがオチだ」とポイントを作らなければならず、それで自分で笑って見せるのだろう。それにしても、「変わり種」のようにYouTuberが地上波に出演することはこれまでも多かったけれど、コメンテーターにもすっかりYouTuberが増えている。

 昼はサバ缶とトマト缶のパスタを作ってもらって、ビールを飲みながら平らげる。午後も日記を書く。19時に晩酌を始める。枝豆を茹で、「551」の焼売をレンジでチンしする。豚まんより焼売のほうが好みだ。原稿のために『ザ・ノンフィクション』を観返す。途中で止めながら不満を漏らしているうちに喧嘩になる。ひとしきりふてくされたあとで、「My Child Lebensborn」を知人と一緒にやる。昨日の夜も2時間ぐらいずっと一緒にプレイしていた。クラウスに何か問いかけられ、返事の言葉の選択肢が出るたび、知人は「なんて言えばいいかわからん」と困り続けていた。ゲームの「クリア」にたどり着いたところで時計を見ると、もう1時近くになっている。