12月16日

 7時過ぎに目を覚ます。知人に昨晩の様子を尋ねてみると、わーわー言いながら帰ってきて、シャワーを浴びてハンドソープで頭から除菌したのち、あっという間に眠ってしまったのだという。「うるさくてこっちは起こされたのに、自分だけさっさと眠った」と、知人にたしなめられる。今日はリモートで仕事をしている知人と、お昼は何にしようかと相談すると、今日も「CoCo壱番屋」でテイクアウトすることになる。ジャンケンに勝ち、知人に自転車で受け取りに行ってもらって、ぼくはチキン煮込みカレーのほうれん草トッピング(3辛)、知人はチキン煮込みカレーのチーズトッピング(4辛)を平らげる。午後、ようやくRK新報が完成する目処が立ったので、話を聞かせていただいた方に電話をかけ、1週間のあいだにチェックしてもらえるようにとお願いしておく。夕方、Uさんから依頼を受け、原稿を送付していた案件について、「最小限の修正と改行」を加えた原稿が返ってくる。いくつか脱字があったり、表記が統一できていなかったところは恥ずかしい限りだけれども、勝手に改行されるのか、と不思議な気持ち。ただ、つい最近も、勝手に原稿を書き換えられて文句を言ったばかりだ。初めて『B』誌から原稿依頼があって、今発売中の号には、ぼくが選書を担当した記事が掲載されている。選書だけでなく、テキストもぼくに依頼があったのだけれども、送られてきたゲラを確認すると書き出しと締めくくりがまるっと書き換えられたデータが送られてきて、「こんなことをされて、原稿のやりとりはできないから、ぼくをクレジットから外して進めてくれ」と伝えたばかりだ。その件があるので、なるべく冷静な気持ちを保ちつつ、「最小限の修正と改行」を加えられた原稿を見返す。まあ、改行のほうはともかくとして、「店名は原則、初出のみカッコで括る」という原則で編集が加えられているところはしっくりこなかったので、店名はすべてカッコで括った形に戻して、返信する。ぼくがつけたタイトルも、「タイトルがややあっさりしているような気がしたので」と微妙に変更されていたものの、淡い記事以外は書けないなと思っていることもあり、そこも元に戻していただけないかとお願いしておく。