6時に目を覚ます。テレビでは緊急事態宣言で世の中がどう変わるのかと予想している。最後に沖縄に出かけたのは11月下旬だ。本当なら12月にも出かけて取材するつもりでいたけれど、感染が拡大する状況を考えると「東京から取材に来ました」と告げるのには抵抗がありそうだし、なにより12月後半は思いのほか大忙しだったので出かけられなかった。緊急事態宣言が出れば、いよいよ東京からやってきた人間の取材を引き受けてもらうのは難しくなるだろう。ただ、取材対象が定まっていなければ難しいけれど、RK新報の連載に関しては、向こう3回までは取材したいお店が決まっているので、担当記者の方にパソコンなりタブレットなりをお店にセッティングを引き受けてもらえれば、あるいはリモートでも取材できるかもしれない。
沖縄行きの飛行機は今、どれぐらい埋まっているのだろう。「沖縄 飛行機」でTwitterを検索してみると、「今は堂々とノーマスクですが」「8月に沖縄行ったときはGOTO始まったばかりで飛行機はしつこいくらい起こされマスクして下さい言われ面倒だったなぁ」というやりとりが出てくる。断絶を感じながら画面を閉じ、布団から這い出して資源ゴミを出す。ゴミ捨て場の資源回収ボックスは、誰かが空き缶を持ち去ったのか、甘酒がふたつ入っているだけだ。ぼくと知人が飲んだビールの空き缶を捨てると、回収ボックスは満杯になってしまった。知人を起こして餅を焼き、昨日の鍋の残りの汁に入れて平らげる。つきっきりで焼かなかったせいで、餅をずいぶん焦がしてしまって反省する。
今日が仕事始めの知人を見送り、テープ起こしを進める。昼、近所の八百屋に出かけると、営業を再開したばかりで店内が散らかっており、食材を買うのは諦める。レトルトカレー(中村屋のスパイシーチキン)とらっきょうを買って帰宅し、冷凍してあったごはんを解凍してお昼にする。午後もひたすらテープ起こし。今日は休肝日にするつもりだけど、たまにはコーヒーも控えることにして、ルイボスティーを飲んだ。18時過ぎにもう一度八百屋に出かけると、ずいぶん店内が落ち着いている。もやしと玉子を購入し、サッポロ一番塩らーめんにもやし炒めをのっけて晩ごはん。21時近くになり、知人が帰宅したところで今日の仕事は切り上げる。知人が作った鶏モモ肉とカブの白だし炒めを少しツマミ食いして、22時半には眠りにつく。