4月12日

 6時過ぎに目を覚まし、コーヒーを淹れる。朝から相談メールを書く。いま原稿に書きたいと思っていることについて、どういうきっかけでそのことを書き記したいと思ったのか、そこにはどんなポイントがあり、どんな話が出てくるのか、それを描くことで何がツタられるのかを、つらつらと書く。いわゆる企画書としては書けない(書いたことがない)ので、どんなことを書きうるのか、どんなふうに書きたいのかを、ただ書き連ねる。ちゃんと一冊になるところまで漕ぎ着けなければ意味がないので、どういうふうに売り得るのかも、多少書き添える。5000字になったメールを、9時半、編集者のSさんに送信する。どういう反応があるかわからないけれど、もう、当たって砕けろだ。

 昨日も一日寝て過ごしていたとうのに、知人は元気がなさそうな様子で仕事に出かけてゆく。昼はサッポロ一番塩らーめん。豚こまともやし、それにニラを炒めてのっけて平らげる。午後はWEB「H」の原稿を書き継ぐ。夕方、元気のない知人のために、近所の肉屋でハラミ(200グラム)とロース(100グラム)を買っておく。仕事で前暮らしていた街に出かけていた知人には、カルビとホルモンを買ってきてもらうように頼んで、知人の帰宅を待ってキッチン焼肉をする。ハラミとロースは、それなりのお値段だけあってべらぼうにウマイ。知人が買ってきたホルモンはおおぶりなシマチョウで、ホルモンを焼き慣れていないので焼き加減の見極めに苦戦する。