9月22日

 7時過ぎに目を覚ます。昨日のビリヤニ、美味しかったねえとまだ半分夢の中にいる知人に話しかけると、びりやに、おいしかた、とつぶやく。昨日のビリヤニは美味しかった。知人は在宅で仕事をすることにしたようで、髪だけ整えて、オンライン会議に参加している。隣からそっとアイスコーヒーを差し出して、自分の仕事に取り掛かる。あまり捗らないままお昼になり、豚トロの残りとキャベツともやしで焼きそばを2人前作る。野菜にうまく味がついていない感じがする(けど、これ以上炒めると、どんどん水分が出てしまう)。

 午後はY.Fさんから依頼された原稿を書き進めるも、あまり捗らず。19時過ぎ、出前間で注文した「老酒舗」のラムレバーの唐辛子炒めと漬菜粉(発酵白菜と豚炒め)、それに豚と発酵白菜の水餃子)が届き、マルエフで乾杯。さっぱりした味だけど、スーパードライほど「切れ味!」という感じでもなく、美味しい。『ターニング・ポイント:9・11と対テロ戦争 』を、ぶつくさ言いながら観る。イラク戦争に邁進したときのアメリカは本当にどうかしていると思う。ときどき映り込むラムズフェルドの笑顔よ。2003年の春、戦争が始まったときは実家に帰っていて、『朝まで生テレビ』だとか、ニュースだとか、テレビにかじりついて観ていた。そして、あのときの空気の中で『3月の五日間』が生まれたのだなと、今更ながら思う。いや、頭ではわかっていたけれど、当時の空気をありありと思い出す。