1月31日

 昨日も2時過ぎまで眠れなかった。酔っ払って眠りにつくことに慣れ過ぎてしまったのかもしれない。朝はセブンイレブンの冷凍鍋焼きうどんをコンロにかけ、平らげる。風邪はもう治った感じもあるけれど、まだ病み上がりの感じが喉に残っている。午前中は、昨日の夜に送ってもらっていた台本を熟読し、いくつか気になったところをLINEで送っておく。木曜から沖縄に出かける予定なので、持っていくつもりの服を洗濯したり、少しずつ準備を進めておく。昼、キャベツと鰹の塩辛のパスタを作って平らげたのち、秋葉原PCR検査を受ける。抗原検査も受け付けるようになっていて、マスクを外した状態でスタッフに検査のやりかたを尋ね続けている人がいて、げんなりする。

 検査を受けたあとは神保町に出て、「東京堂書店」を覗く。1万円以上買ったので、初めて宅配サービスを利用する。なんとなくすぐに読みたい気がして、桜庭一樹『少女を埋める』だけは持ち帰る。「成城石井」で惣菜を買って帰り、仕事帰りの知人と19時から晩酌を始める。昨日に引き続き、『透明なゆりかご』を再生する。第3話の終盤、珍しく涙腺を刺激される。それが片道切符だとわかっていても、祈るように何かをおこなう人間の姿を目にすると、感動してしまう。が、その祈りが通じたかのような描写がなされ、急激に冷める。再生を止めたあとで僕がぐちぐち言っていると、「あれは実際にそうなったってことじゃなくて、青田的に、そうであってほしいって想像のシーンやろ」と知人に嗜められる。だとしても、とぶつぶつ言いながら、4話を再生する。