午後5時半になっても、外はまだまだ明るかった。東京とソウルに時差はない。ソウルは東京より1000キロ以上西にあるから、そのぶん日の入りが遅いのだ。約束の時間ギリギリに劇場の前に行ってみると、青柳さんはマスクをして、ベンチに腰掛け本を読んでいた。…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。