8時に起きて、トーストとヨーグルトを食す。昼は昨日と同じく納豆オクラ豆腐うどん。17時にアパートを出て、日比谷公園へ。18時、「松本楼」で『S!』誌の収録。最後に全員が注文した一口カレー、今日もうまかった。20時に収録が終わると、千代田線と小田急を乗り継いで下北沢へ。今日は20時から開催される「B&B」で植本一子と早川義夫の両氏によるトークイベントを予約していたのだ。

 30分ほど遅れてしまったが、なんとか会場にたどり着く。トークで語られているテーマは結婚と恋愛だ。印象的なのは、早川さんが話していたこと。もし誰かと3年間恋に落ちたとすると、その恋が終わったあとに3年間は苦しくなる。これはもうどうしようもないことだけれども、だとしたら恋愛をすることに何の意味があるのだろう――と。トークの最後には質疑応答があった。「最近つらい思いをしたんですけど、どうすれば忘れることができますか」という質問が出たとき、早川さんはもう一度その話を繰り返した。

 ビールと肉じゃが、豆腐と韓国海苔とチーズを買ってアパートに帰る。先に帰っていた知人と一緒に、録画した『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(第7話)観る。このドラマを観るたび知人は号泣する。今回は祖母のレシートを読み上げるシーンで泣きじゃくっていた。その姿を観るたびに「すげえな」と笑ってしまう。「そんなに泣く?」と。たしかに素晴らしいシーンだったが、どういうわけか涙は出ず、ずしりと重くなるばかりだ。