マームとチリ5日目
朝10時、いつもの道を歩いて劇場に向かいます。
劇場も毎晩行っているレストランも、ホテルから徒歩1分です。
皆で音響のつのださんに英語での数字の数え方を教えているところ。
「じゃあ100は?」と聞かれて「ミリオン?」と答えるつのださん。惜しいと言えば惜しい。
探検家のじつこさん。
ステージの下に降りてみると
差し入れの“おにぎり”(梅)とスナックが。
やっぱり外国のスナック菓子はボリュームが違いますね。
食欲削ぐ言い方になってアレだけど、ニュースで見たサルモネラ菌に似ている。
照明の調整中、会場の客席は真っ暗になることも。
「暗い中で話すの、怖いんですよね」と言うはやしさんに照らされるうえまつさん。
照らしながら話すほうが怖い気が……。
劇場の敷地内にあるベンチで豪快に寝ている人。
敷地内でタバコを吸うと怒られるけど、ベンチに横になっても特に注意はされません。
劇場内にはフリーのWiFiも飛んでいるし電源も取れるので、
おそらく劇場とはあまり関係のない人が電源取りつつ床に座ってパソコンで作業していたり、
おそらく劇場とはあまり関係のないカップルがソファで寄り添うように寝ていたりします。
14時、稽古が始まりました。
「ちょっと小道具買ってきていい?」と稽古を中断して外に出たふじたさん。
劇場前でやっていた骨董市でお買い物。
人形2つで13000ペソでした。
さっそく置いてみる。
こっちのほうはちょっと怖い。
部屋にあると怖そうですねと言うと、「日本に持って帰ったらサボテン荘(マームのメンバーの何人かが住んでいる)に寄贈します」とのこと。
稽古再開。
急遽字幕オペレーターに返り咲くことになってしまったうえまつさん。
スクリーンに映し出される制作のはやしさん。
(※遊んでいるわけではありません)
何度観ても好きなシーン。
さて、この日は19時15分から「フォトコール」がありました。
僕は基本的に劇場で使われる用語のことがわかっていないのですが、
どうやらプレス向けに、舞台の一部を披露して写真撮影をしてもらう時間らしいです。
「橋本さんもよかったら」と言われたので、僕も現地のカメラマンに混じって撮影。
稽古中は、邪魔にならないようにそっとしか撮影しないので、ここぞとばかりに撮りまくってたら800枚近く撮っていました……。
その一部を載せてみます。
フォトコール終了。
「ひとりひとりの写真を撮りたい」と言われて撮影会に。
皆ちょっと照れくさそう。
続いて集合写真。
「じゃあ次は演出家も入れて」とリクエスト。
家族写真みたいだ。
イタリアのときもそうでしたが、なぜかいつもイスに座らされるふじたさん。
便乗して僕もパシャリ。
続いて、プレスから取材が。テレビみたいなマイクだけど、テレビの取材ではありません。
プレスの人たちが帰ったあと、21時半まで稽古をしました。
いよいよ明日は本番。細かいところまで確認しておきます。
22時半、昨日・一昨日と入った店のすぐ近くにあるおしゃれなレストランへ。
サーモンが二枚重ねになってます。頼んだメニューがいつもボリューミーなおのしまさん。
真ん中にのっているやつを「これ、なんだろ。(一口食べて)あ、たまねぎだ、たまねぎ。これはいらないや」とよけるはやしさん。
チリ滞在中の流行語大賞にノミネートされそうな言葉の一つは「撮っちゃう系男子」。
リゾットも白ワインもほんと美味しい。
こんなに毎晩レストランに通って、ボトルを皆で2本は開ける日々なんて、この先そう何度も体験しないだろうな。
仲良く分け合う。
さて、明日はいよいよ本番です。