マームとチリ7日目
11時半に集合して、4人で散策に出かけます。何人かで街を歩くのは、(僕としては)初日振りです。
広場にはちびっこたちが。
遠足かな?
代わりに撮影してあげているところ。
石化した人たち。
動いた。
授かる。
手にキス。
手をふる。
もう一体の像に閉じ込められてしまった荻原さん。
石化を解除して脱出するためには頬にキスをとせがむ像。というかもう動いとるやんけ。
サンティアゴ大聖堂の中へ。
こういうところにカメラを向けるのは罰当たりかもと思いつつ。
こうして“神”という視点を常に持っている人たちにとって、今回上演している作品のラストはどう響くのだろうかといつも気になっている。
明日は荻原さんの誕生日だったらしい。ケーキを見て歩く。
今日の稽古は夕方からなので、軽く一本だけ。
トマトソースのカッペリーニ。
16時、今日も稽古が始まりました。この日の稽古ではとても重要な話をしていて、
これを書いている今も、そこで話されていたことについてぐるぐる考えを巡らせています。
開場10分前に再び集合。
外では受付の準備が。もう開演時間を過ぎているけど、まだ開場しないし、お客さんが来ない……。
どうなることかとソワソワしましたが、20分ほど遅れて開場する瞬間にお客さんが一気にやってきました。
20時40分、
いよいよ開演です。
サンティアゴ公演、2日目が終了しました。
昨日もそうでしたが、客電がつくのを待ちきれないといった様子で盛大な拍手が送られます。
こちらのスタッフであるフランシスコさんがレストランに案内してくれることに。
日本食が恋しい頃なんじゃないかと気を遣ってくれたのか、スシ・レストランへ。
な、何かすごい面構えの店だ。
東洋のイメージが色々ミックスされている。
日本風のケースもあるけど
基本的なイメージは中華。
Gyoza、とメニューで見ると変な感じだけど、このタレの匂いを嗅いだ瞬間に急に日本に帰った気分になる。
めっちゃポーズ取ってくれてた。
日本酒を注文してみると、何かすごいの出てきた。
カリフォルニア生一本。
もしかしたらグラスに注がれて出てくるんじゃないかとも思いましたが、ちゃんとおちょこと徳利で出てきました。
サルー!(乾杯!)
寿司職人たち。
滅多に出ないメニューなのか、店員さんも写真を撮ってました。
誕生日を迎えた荻原さんの部屋にサプライズでお祝いに行こうとしたものの、もう眠ってしまったのか連絡がつかず。
「てんとてん」の中には、2階にいる“あやちゃん”の家出を手伝うために“しんたろうくん”が外からロープを投げかけて「おーい!」と声を掛ける場面がありますが、
このとき僕たちはロープを持っていなかったので、お祝いは明日に持ち越しです。
しかし、イタリアでもチリでも、劇中の台詞がぴったりくる場面に何度も出くわすのでちょっと怖いくらい。
明日はいよいよ最終日です。僕のチリ滞在は10日まで、マームの皆は12日まで滞在しますが、日記はたぶん明日までの更新になるかと思います。