1月30日

 昨晩は久しぶりの休肝日で、なかなか眠りにつけなかった。うっすら眠りについては目を覚ますを繰り返し、3時過ぎにようやく、やや深めの眠りにつく。それでも6時過ぎには起きてしまった。まだ風邪っぽさが残っている。たまごかけごはんを平らげ、コーヒーを淹れる。布団に寝転がりながら原稿を書く。昼、知人の作るサバ缶とトマト缶のパスタを平らげる。そろそろA4とA3サイズのポスターの宣伝をしておかなければと、冷蔵庫にポスターを貼り、サイズ感が伝わるように(?)写真を撮って告知しておく。

 夜、今日もノンアルコールで過ごすことにする。知人はキムチとチーズをツマんでいて、僕はセブンイレブンの惣菜(砂肝炒めと、たこと枝豆の惣菜)をちびちび食べていた。あれは何だったか、ドラマの録画を再生したあとで、もう今シーズンのドラマで最後まで観続けるのは『ファイトソング』くらいかもなと思う。「そのドラマに、ここから8時間ちかい時間を費やせるか?」と、そういう考え方をしてしまう。そんなドラマを観るくらいなら、過去の名作を見返したい。自分が観たことのあるドラマも見返したいし、見逃しているドラマも山のようにある。

 このあと何を観ようかと、Netflixを起動すると、『透明なゆりかご』が目に留まる。『ファイトソング』から、あらためて清原伽耶のことが気になっていたのと、ムトーさんとセトさんが最近観ていたなあと思って再生する。2話まで観たあと、22時過ぎには布団を引く。布団に入ったらすぐに眠ってしまうかなと思っていた知人が、「つまらん!」と騒ぎ出す。せっかくの土曜と日曜日だったのに、全然お散歩に行かれんかった、つまらん!と。散歩といっても、地下鉄で一駅ぐらいの区間を歩き、ドラッグストアに寄り、少し酒を飲んで帰るくらいなのだけれども、それでも知人にとっては楽しい時間なのだなあと思う。

 23時過ぎ、知人が寝息を立て始めたところで、川崎長太郎講談社文芸文庫をKidleで買い、電気を消した部屋の中で「ふっつ・とみうら」を読む。急に川崎長太郎のことを思い出したのは、『透明のゆりかご』のロケ地が小田原だったからだ。