12月14日

 8時ごろに目を覚ます。朝からセブンイレブンに出かけ、クノールカップスープを3種購入し、明太子のやつに湯を注いで平らげる。午前中はYMUR新聞の書評を書き、メールで送信する。他にも書かなければならない原稿は溜まっているのだけれども、どうにも苦戦していることもあり、本棚の整理を始めてしまう。献本で送られてきた本や、『路上』の資料として買い集めた本や、書評するかもと思って持ち帰った本や買い込んだ本が溢れてしまっているので、ここ2、3年のあいだに読む可能性がある本と、どうしても手元に置いておくべき本と、それ以外とに分類していく。今すぐ読まない本のうち、ネット経由でいつでも買えそうな本は売ってしまうことにする。セトさんに電話をかけ、「近いうちに市場に行く機会はありますか?」と尋ねると、「うーん、年内は遠出する予定はないかも」とのことだった。あれだったら車貸そうか、それか宅急便の着払いで送ってもらえればとのことだったので、宅急便で送ることにした。あれこれ整理するうちに、そこそこのボリュームになる。日が暮れた頃になってようやく作業が終わり、きれいに片づいた部屋の中で、Uさんから依頼されていた原稿を書く。日が暮れた頃に書き終えて、しばらく推敲し、メールで送信。原稿を書くとき、思い悩むのはどうやって原稿を閉じるか。向井さんから「はしもっちゃんの文章にはセツナミーがある」と言っていただいたことがあり、それは多分に意識していることでもあるのだけれど、今回の原稿についてはぼくが数度しか訪れたことがない土地についての原稿であり、なるべく淡く文章を閉じた。