1月11日

 7時半に目を覚ます。コーヒーを淹れ、たまごかけごはん。今日から実家に帰る知人を部屋に残し、10時に家を出る。今日は地図を見なくとも病院まで辿り着ける。昨日より混み合っている。10時20分頃に受付を済ませたものの、診察室に入れたのは11時過ぎだ。待合室ではずっと資料の映像を観ていた。副院長に昨日切開された跡を確認してもらい、抗生物質を注射される。入院の日程はいつ決まるんでしょうかと尋ねてみると、ああ今決めますかとなり、春に出す本の校了日が入院・手術の日に決まる。大部屋を希望すると伝えたが、部屋の都合しだいでは二人部屋になるかも、とのこと。

 入院を決めたことで、事前の検査も受けることになった。血圧を測り、検尿をして、採血もする。昨日も採血があったが、それは感染症の有無を調べるためのもので、今日のはもっと総合的な検査とのこと。最後に心電図をとる。機械の調子が悪かったようで、「あれ、おかしいな」と看護師さんが言うので、少し不安になる。会計を待つ間、渡された入院のしおりを読んだ。痛みは手術当日から翌日がピークとある。どれぐらい痛いんだろうなあ。そして、手術後の排便には当然ながら痛みを伴うらしく、不安になる。会計を済ませる頃には正午をまわっていた。

 部屋に戻ると、もう知人は家を出たあとだ。サッポロ一番塩らーめんにもやしとニラ、それにソーセージを炒めたのをのっけて平らげる。ソーセージを入れると、もう全部がソーセージ味になる。

 午後は舞台のドキュメントに向けたテープ起こし。途中で別の取材の調べ物をしたり、そこから派生して古本を注文したり。次郎の手術をしたあと、排便時にはどれぐらい痛みがあるのかと調べてしまう。ただ、調べてみると、昨日ほとんど麻酔もなしに切開された痛みに比べると、そこまでの痛みでもなさそうでホッとする。あまり捗らず。日が暮れたあとに買い物に出る。まずはスーパーに寄って、坂の上では売っていないサッポロポテトを。それから「やなか珈琲」に寄り、豆を300グラム買って帰途に着く。片手鍋に水を入れ、公式が推奨するよりも半分の量のプチットキューブを入れて、醤油を少しまわし、白菜、えのき、椎茸、豆腐、それに安く売っていた豚肉を入れて鍋を作る。

 『有吉の壁』を観ながら晩酌。今週は2時間スペシャルで、M-1グランプリのファイナリストもたくさん出ていて楽しい。鍋を食べたあと、亀田製菓の「つまみ種」と、なげわスナックをつまんだ。ビールを飲んだあと、お湯割りに切り替える。21時に『有吉の壁』が終わると、1時間だけテープ起こしをして、22時から『水曜日のダウンタウン』を観た。水曜日はテレビがたのしい。